『 【現像時間編】モノクロフィルムの自家現像について 』
前回までで道具と薬品が揃ったので、
現像を始めてみましょう。
まず現像時間を決めるんですが、
これはメーカーのサイト上にデータシートがあるのを利用します。
例えば、現像液がND-76で、フィルムがNEOPAN ACROS 100だった場合、
富士フィルムのサイト上のこれを見ます。
2ページ目の現像処理のところにD-76(1:1)とあって、
20℃で10 1/2、24℃で7 1/4とあります。
ND-76とD-76は同じとしています。
1:1とは、現像液と水を現像する直前に1:1に希釈して使うということです。
僕は温度調整のしやすさから冬場は20℃、夏場は24℃で現像しています。
今は夏なので、今回は現像液を24℃にして、7分15秒現像することにします。
またデータシートをみると、D-76を希釈しない場合として、
EI100とEI200のデータが出ているので、
D-76(希釈なし)、24℃、7分で現像すれば、
1段増感になります。
今日は書く時間がないのでここまでにします。
by photosuke
| 2013-07-11 08:21
| Leica M3